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花工房ノンノの秘密 / 深津十一
お嫁さん常務です。
おばんです

※ネタバレ注意



花工房ノンノの秘密 死をささやく青い花
深津十一
宝島社文庫

このミス大賞で優秀賞を受賞し、デビュー後の第一作目の作品と言うこと、「死をささやく青い花」というサブタイトルに惹かれて読みました。

この物語にはサブタイトルにあるように「青い花」がキーワードです。
変化朝顔の「青林風鍬形爪龍葉白総管弁流星獅子牡丹」という花が登場します。
読み方、わかりますか?
「あお りんぷう くわがた つめりょう は しろ そう かんべん りゅうせい しし ぼたん」
と読みます。
変化朝顔の形状や色などを名前に表したそうです。
変化朝顔自体知らなかったし、この長い名前の朝顔をネットで調べてみたら、朝顔に見えないけど美しい花でした。
ちょっと育ててみたいかも!
来年の夏は変化朝顔の栽培かな。

主人公のジュンペイは子供の頃に臨死体験を持つ青年で、アルバイト先である「花工房ノンノ」の忘年会で臨死体験の話をする。
同僚の細井さん(女子)はジュンペイと二人きりになった時にジュンペイが体験した臨死体験の話に似た動画があると話す。

その動画をめぐりジュンペイの臨死体験の謎が解けていくという話。

物語の中で花工房ノンノの店主の娘の絵理子さん純粋に花が好きという気持ちで花屋を手伝ってきたが、経営のことを考えるようになり、花屋にとって花は商品なのだと強く思うようになったと告白するシーンがあります。
特に切花については綺麗だねと眺めるために花の生殖を断ち切っていることについて思い悩んでいるのだとジュンペイに話ていました。
絵理子さんはこのことでかなり葛藤していて、絵理子さんは本当にお花が好きなんだなぁと感じるシーンでした。
私も絵理子さんのような花屋さんからお花を買いたいなぁと思いました。

読書中にムラサキシャチホコという擬態のうまい蛾のことを知れたし、変化朝顔というものがあることもしれました。
臨死体験や、死のその先にある世界についても自分でも考えを巡らせたりしました。

純粋に、面白い物語でした。



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[2014/09/21 17:41] ミステリー小説 | コメント(0) | @
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